袴田救済ファンドへの資金カンパのお願い

袴田巖さんのえん罪を晴らす裁判は、日弁連が支援しています。袴田事件弁護団を組織し、検察官と法廷で再審無罪を勝ち取るために闘っています。相手の検察官は、権力(法的強制力)を持つ巨大な組織、かつ潤沢な資金力を備える組織で、弁護団を圧倒する力があります。
東京高裁での即時抗告審では、裁判所や弁護団に秘密で「味噌漬け実験」を大規模に実施していたのですが、相当な費用を税金からの資金投入で賄えるのです。それに比して弁護団の弁護活動は、弁護士は自弁、日弁連からの補助と支援してくださる皆様からの寄付金で運営されています。

また、袴田巖さんは2014年3月28日に死刑と拘置の執行停止決定を受けて釈放され、故郷の浜松市で姉のひで子さんと暮らしていますが、81才の巖さんは無収入です。再審で無罪となれば、48年間の拘禁に対する刑事補償(日本国憲法第40条の無罪判決を受けた者の刑事補償請求権の行使)、さらに国家または公務員による違法行為に対する国家賠償法による賠償(民事訴訟)の法制度で金銭的に補償されることがあります。が、それまでは収入がなく、ひで子さんの家計で生活費をやりくりしているのです。巖さんの生活費にも補助が必要です。

以上の資金需要に応えるために、弁護団は『袴田ファンド』を創設し、広く資金カンパを募集しております。袴田さんの無罪を勝ち取るためには、どうしても資金が必要です。心ある皆様のご協力をお願いする次第です。

袴田事件弁護団 団長:西嶋 勝彦

下記の口座あて、お振込みくださるようお願いいたします。

■振込送金の場合
ゆうちょ銀行 089支店 普通預金番号 0218009
名義人:袴田事件弁護団(ハカマダジケンベンゴダン)

■郵便為替の場合
記号番号:00820-8-218009
名義人:袴田事件弁護団(ハカマダジケンベンゴダン)

領収証を発行いたします。ご希望の宛先などをご連絡ください。

●連絡先:info@hakamadajiken.com